40代で訪れた私の転機! (40代 Sさん)
「メイクのアドバイスを受けたい!」「悩みも聞いてほしい!」→2つの好奇心が一度で叶うなんて一石二鳥♪♪
そんな軽い下心のもとで私はメイクセラピー1回目の日を迎えました。
サロンに到着すると美香子先生がお出迎え。おいしいお茶とチョコレートのおもてなしで、「これは一石三鳥かも♪♪♪」。
すっかり気を良くした私は初めてお会いする先生の前で緊張することなく、スラスラと(実際にはベラベラと)職場の苦手な人から被る壮絶な災難を告白。
先生は時折り質問を挟みながら私の話を促してくださいます。
それに答えながら、なおも話をしていくうちに、「あら?私は苦しい・悲しいだけじゃない。“怒り”を感じているんだ」という気持ちに気付きました。
怒りの感情は「負」の感情とし、私が子供の頃から自分の中に封印してきたもの。いやなことがあっても相手を責めることなく、自分の中に問題は無かったかどうか省みて自己成長につなげよう、謙虚な人間として生きようとしてきたのがこれまでの人生。
最初は努力を要したかもしれないけれど、やがてそれは習慣となり、性格となり、すっかり手放せていたと思いこんでいた感情でした。だから今になって自分の中に「怒り」を認めるのは意外であり、かなりショックなことでもありました。
しかし今かかえているのはまさしく怒りの感情。1つ1つは小さな怒りだけれど、発散の行き場を失った怒りは風船が少しずつ膨らんでいくように私の心の中で次第に大きくなっていき、それが限界にまで育っていったのだと思います。
誰かに話をするということは心の整理になります。自分でも気づいていなかった発見が生まれます。
ハッと気づくと話し始めて2時間を経過。こんなにたくさん話し続けたのは初めてかもしれない。そして悩んでいるのは職場の苦手な人との関係ではないことに気づきます。
問題は私を受け入れてくれない人に対し、自分の感情を押し殺してまでも相手のペースに合わせてしまう「自分」にあったのだと・・・。
そして残された時間でいよいよメイク。
私のオーダーは「愛されキャラ」です。
先生にどんな方が「愛されるキャラだと思いますか?」と聞かれ、「喜怒哀楽を表に出している人。そういう人は周りからみても分かり易く、安心して付き合える。それに小さな怒りを小出しにしていけるとすれば何より自分自身が楽」と答えました。
かくしてメイク後の私は肩から力の抜けた、思わず「かわいい~」と叫びたくなる新しい自分。
数日間はそのお気に入りのメイクを自分でも練習します。先生ほどには上手にできないけれど周囲の評判も上々♪
なによりその顔でいる自分が嬉しい!!愛されキャラのメイクをした私は内面もすっかり愛されキャラになりきり!自分に正直に、怒りの感情も小さな芽のうちに吐き出すよう意識します。
その後迎えた2回目のメイクセラピー当日。気持の変化や日常の生活の変化についてお話します。ここでも気づくとあっという間に時間が過ぎ、先生から「このままお話してもいいし、メイクにかかってもいいですがどうしますか?」と聞かれ、私は話をする方を選択しました。
思うに、メイクセラピーは「メイク」だけじゃその場限り。「カウンセリング」だけではなりきれない。両方あってこそ相乗効果が生まれるのだナと感じました。
40歳をとうに過ぎた私の転機。でも遅すぎたとは思いません。
もっと早く出会えていたら違う人生があったかもしれないけど(笑) さぁ、次はどんな自分を叶えようかな!これからの毎日に期待がふくらみます!
(そうですよ~!! 人生まだまだこれからです♪ どんどん輝きが増していっているSさんが眩しいです。
これからも輝き続けてくださいね。 応援してます! by 塩月美香子 )